キングザピューマ（2010年生、母アラマサスナイパー）

キングザピューマ（2010年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したアラマサスナイパーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、地方20戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2012年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アラキファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、賀張共同育成センターによって262.5万円で落札された。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

10月4日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったヘシンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒメギクーダイリンをハナ差制して初白星を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤビからハナ差の2着に甘んじた。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドレミに半馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

1月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーストドライヴに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の如月賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリリングメモリーから半馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた12戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリデンマシーンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月8日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスターブリーズをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。

5月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、カクヘンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ボディーハートにクビ差交わされて2着となった。

8月29日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂下秀樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、クラムボンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2014年）

4月24日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、アイアンゴーレムに交わされて2馬身差の2着に敗北した。