ゼニガタセージ（2010年生、母アロマホーク）

ゼニガタセージ（2010年3月31日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「銭形＋馬主名より。銭形平次をもじって」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時11歳）と交配したアロマホークが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般B2-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯岡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

6月30日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた2戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月9日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のダレニモユウナヨに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るボンボニエールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月20日、中3週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り17着に終わった。

4歳（2014年）

5月3日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、劇団銀河鉄道特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したティキマハロにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、スカイ獅子吼パラグライダー特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエクストラナンバーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月8日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、最後はミサワゲーリーと並んで3着同着となった。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフレンドリーゼウスを豪脚でクビ差だけ差し切って4勝目を奪取した。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、心むすび大祭特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、福浦祭特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた14戦目は、東間大花火特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレンドリーゼウスを強烈な末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルティーアゲインを半馬身差し切って6勝目を収める

11月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦4勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウインスマイルに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で堀場裕充騎手（11戦4勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で堀場裕充騎手（12戦4勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2015年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、香織ママ卒園記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた23戦目は、狩人体験特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月28日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた25戦目は、くりからさん万灯会特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（13戦4勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（14戦4勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた27戦目は、しみっち記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（15戦4勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、菖蒲洞特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた29戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた30戦目は、能條愛未誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた31戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた32戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた33戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上C2 44（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6歳（2016年）

1月2日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた40戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた41戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた42戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキタノダイフクに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた44戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。