カミノルビースター（2014年生、母エーシンパーティー）

カミノルビースター（2014年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハイアーゲーム（当時13歳）と交配したエーシンパーティーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤政志。戦績は、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の鰹のタタキ特別(一般C3-8)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤政志から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、上岡和男によって140.4万円で落札された。

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2016年）

8月28日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は491kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったソラネに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、バーントシェンナに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の美和記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月30日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタルトフリュイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月23日、中0週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のうんと特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦の比江山史跡特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天与の負けじ心を発揮して諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2017年）

2月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハニーフェイバーに3馬身の差をつけて制した。

3月28日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、ヒヤシンス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた11戦目は、鰹のタタキ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウエルカムホームに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月21日、中4週で迎えた12戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、アカシア特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、アジサイ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、中村理容繁盛祈願特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、紗弥歌!!よろしく特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。