モーニングムーン（2010年生、母モーニングタイド）

モーニングムーン（2010年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部。曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時7歳）と交配したモーニングタイドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松浦牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ターファイトクラブにて総額2,400万円（12万×200口）で一口馬主が募集された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のコスモチャペルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中4週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月6日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2013年）

3月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた6戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンプレスラブから1馬身半差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（2014年）

2月8日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村太一騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

5月11日、中9週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村太一騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、中5週で迎えた13戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。