ワタリシャンハイ（2002年生、母マヤノルナ）

経歴

デビュー前

2歳（2004年）

8月7日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は507kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティヒーローに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウツミジョンソンにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

11月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月14日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドホープ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鷹特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

5月31日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の夏椿特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のバンアビクトーリャに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のカゴヤコスモスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジマモルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメジャーワールドをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月23日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の浦波スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4歳（2006年）

1月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた15戦目は、エレガント賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月2日、中3週で迎えた16戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた17戦目は、春分賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアルファバービーに半馬身届かず2着となった。

5月11日、中3週で迎えた19戦目は、コルヒドレ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた23戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、カーネリアン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のほたる特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のデザートワンをハナ差振り切って6勝目を収める

9月5日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨウヨウに約11馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

9月21日、中1週で迎えた26戦目は、ファビィビット特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた27戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、勝ったディーズビバーチェをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルシューズ特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、キャプテンシーオーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中2週で迎えた29戦目は、フェイスフルハルター特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月4日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の除月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた31戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の師走特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2007年）

1月9日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の白富士盃（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた33戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦4勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり4着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の夢待月特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（14戦2勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争心でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。

10月22日、中3週で迎えた36戦目は、旋風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた37戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（16戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、ハンデ戦の楽天クレジット杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、最後はモエレフェニックスと並んで3着同着となった。

12月24日、中4週で迎えた39戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の1500m開設記念（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。