ラードロライカス（2004年生、母Silky Melody）

ラードロライカス（2004年4月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「強盗（伊）＋きびきびした（フィンランド語）」。毛色は栗毛。種牡馬のBoundary（当時14歳）と交配したSilky Melodyが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2-13ハ。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

8月12日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月24日、中9週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた4戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた5戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサウンズファミリアを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2008年）

1月6日、中8週で迎えた6戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2 17（福山ダート1250m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシマコンコルドからアタマ差の2着となった。

2月11日、中2週で迎えた8戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2 18（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクアイオロスから5馬身差の2着となった。

3月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2 18（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 17（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンシノキスからアタマ差の2着に甘んじた。

4月20日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2-15ロ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノオウジに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（6戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマノカサブランカに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月23日、約7か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2-13ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のジェニーサンサンに1馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（8戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェニーサンサンから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2009年）

1月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた18戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。