グランポートリネス（2018年生、母クインポルカ）

グランポートリネス（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「威厳(西)+威風堂々」。毛色は芦毛。種牡馬のザサンデーフサイチ（当時14歳）と交配したクインポルカが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河日成牧場。主な勝ち鞍は2021年の三石産米トキノミノル賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月21日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、三石産米トキノミノル賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアルマロベイラに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、赤黒の勇者賞（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、サラブレッド観光in浦河町賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったブランモンストルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

1月10日、中2週で迎えた14戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイメイティアラをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、いけ団地段違い賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルファラインに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月26日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた18戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、最後はムーンヴィグラスと並んで3着同着となった。

3月26日、中1週で迎えた19戦目は、春光特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた20戦目は、清明特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したショコラルビーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

4月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアロマティカスを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

5月1日、連闘で迎えた22戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた23戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したハイカラコマチを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月29日、連闘で迎えた24戦目は、ジェイド特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、パール特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた26戦目は、夏。小倉だな賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた27戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた30戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた31戦目は、サファイア特選（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた32戦目は、地方競馬教養センターで騎手を目指せ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた34戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったアピテソーロに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた36戦目は、宮崎県馬事畜産振興杯（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。