スマイルムーン（2019年生、母シンクスマイル）

スマイルムーン（2019年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したシンクスマイルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はリコーファーム。主な勝ち鞍は2023年の判官館森林公園賞(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月4日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ダークペイジに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

10月17日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

3歳（2022年）

1月29日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月30日、中9週で迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

8月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、サマーセール平取産馬応援特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、トウショウブ特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、北海道日高管内商工会連合会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、サロマ大収穫祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた10戦目は、キャー素敵ドワイト・ラモス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、マジックゲールに交わされて1馬身差の2着となった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、ゼラニウム特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4歳（2023年）

4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた12戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（門別ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、メイクザウインドに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、スズオリーブに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、判官館森林公園賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のペルセポリスをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は宮内勇樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、トンデンカムオンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C22 C31（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、ドリームルーチェに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた17戦目は、トレニア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったエリコーハクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中3週で迎えた18戦目は、ジャノメギク特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キタノトパーズに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、サフラン特別（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮内勇樹騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、チロロの巨石賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮内勇樹騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。