キンセイジュビリー（1999年生、母チアズルビー）

キンセイジュビリー（1999年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時16歳）と交配したチアズルビーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、地方37戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2 C3(牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

石田貞雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

7月10日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したスオウリージェントに3/4馬身届かず2着となった。

8月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月11日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアルスパルパドーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた9戦目は、平山真希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた11戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月30日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のツインパルス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、エンゼルマッハに3/4馬身交わされて2着となった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月10日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（2003年）

8月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた19戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイジャックを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた24戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月30日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、ハンデ戦の一般C1九 C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5歳（2004年）

1月9日、中0週で迎えた26戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月23日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、シルバーゴテンに交わされて2馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエクスキュートに1馬身半の差をつけて制した。

6月27日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた30戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2七（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（12戦1勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（13戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（14戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

6歳（2005年）

1月7日、約3か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（15戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（16戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。