スモーキーナイト（2012年生、母マルカフローリアン）

スモーキーナイト（2012年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「絵本名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時13歳）と交配したマルカフローリアンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方35戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、市川義美によって1,995万円で落札された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月9日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたダノンリバティ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグランアルマダをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2015年）

5月24日、約9か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

8月22日、中8週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月24日、中8週で迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4歳（2016年）

1月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月8日、中9週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、深緑特別（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

9月10日、中9週で迎えた13戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、白露特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン22（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、CAFE403 2周年記念（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、全国ご当地もちサミット一関賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、金ケ崎そば祭り賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、祭畤スノーランド賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた21戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

5歳（2017年）

4月3日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた25戦目は、岩山公園賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた26戦目は、クレマチス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったブラックメイプルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木麻優騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマストワンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルサンボサツに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月17日、連闘で迎えた34戦目は、楽天競馬10周年記念（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた37戦目は、いわて北緯40度物産会賞（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のデサフィナードに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月2日、中2週で迎えた38戦目は、三沢青年会議所理事長賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた39戦目は、久慈平岳賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月5日、中6週で迎えた40戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた41戦目は、JA岩手ふるさと前沢牛杯（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた42戦目は、デンテキュラータ賞（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（15戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。