メイショウベレー（2019年生、母メイショウアルパ）

Meisho Beret

2019.04.18

メイショウベレー（2019年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ベレー帽」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したメイショウアルパが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 明博。主な勝ち鞍は2022年の一般C29。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月29日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた7戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の祝☆鹿島 正徳 定年退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファットーラモーレに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、玉野川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた12戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエスシーシリュウに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2023年）

1月6日、中3週で迎えた13戦目は、C15組（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエムエスムーンに2馬身の差をつけて3勝目を収める

2月3日、中3週で迎えた14戦目は、竹島海岸特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のケイアイギャラクシに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。