アンバーナイト（2013年生、母シルクピュアハート）

アンバーナイト（2013年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「琥珀の騎士」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時16歳）と交配したシルクピュアハートが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の北アルプス特別(一般C15ロ)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

5月1日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は520kg。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月28日、中6週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったラブリエに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るギオンショウジャを強烈な末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、白川郷特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカスミポップコーンに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のケットシーを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

4歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。