第19回 尾張名古屋杯 (地方重賞)

レース展開

サンデンバロンが端を切る形、そのすぐ後ろを進むマイネルバンケット

サンデンバロンが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にマイネルバンケットが続く。そのあと、カツゲキライデンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはキクノセントロ。その1馬身後ろ、エーシンフルハウスは中団やや前。サンライズフレンチは中団馬群の真ん中を追走。メイショウウララカは中団後方の位置取り。サマーサラファンは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはアンバーナイト。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはティアモブリーオ。しんがりにアルファメールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

尾張名古屋杯、カツゲキライデンが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで勝利数を23に伸ばす

先頭はサンデンバロンでリードは1馬身。単独の2番手にカツゲキライデンが続く。その後ろ、キクノセントロが3番手。1馬身離れて、サンライズフレンチが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のサンデンバロン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたカツゲキライデンが強烈な末脚を爆発させてサンデンバロンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を収めた。2着のサンデンバロンからクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置から電光石火の末脚を披露したサンライズフレンチが入った。そこから5馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のキクノセントロが入線した。