ホッコークラウン（2011年生、母ポエマリリカ）

ホッコークラウン（2011年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時8歳）と交配したポエマリリカが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の杉並さざんか特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、矢部幸一によって210万円で落札された。

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

10月18日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の杉並さざんか特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のグッドオーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

3歳（2014年）

7月30日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、サンレイウインザーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエーブキットマンに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月24日、中2週で迎えた9戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、週末めとろポリシャン賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、オリオン座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4歳（2015年）

9月15日、約10か月の休み明けで迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、駒場賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。