クックリリー（1999年生、母ハヤチネ）

Cook Lily

1999.04.06

クックリリー（1999年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時10歳）と交配したハヤチネが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本 友則。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

7月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリパステルから1馬身差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーデトリに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイミラーから1馬身半差の2着となった。

12月6日、中2週で迎えた10戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

1月2日、中3週で迎えた11戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイキューダッシュから5馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーベルに1馬身の差をつけて優勝

3月9日、中4週で迎えた14戦目は、ゆきやなぎ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた15戦目は、たんぽぽ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロングテーブルに5馬身の差をつけて制した。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、春風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月31日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、つつじ特別（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。