デモネタブンキット（2018年生、母コンパクトモデル）

デモネタブンキット（2018年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「でもね、たぶん、きっと」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時9歳）と交配したコンパクトモデルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。主な勝ち鞍は2021年のおかえり!祝開催再開!笠松競馬(一般C31)。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

3歳（2021年）

3月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月23日、中8週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

9月4日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、おかえり!祝開催再開!笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアクアカレイドを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、オオデマリ賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

4歳（2022年）

1月11日、中3週で迎えた10戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた11戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、シャインローリエに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中6週で迎えた12戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったアリスパレスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月25日、連闘で迎えた13戦目は、O・Yメモリアル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた14戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキソノクィーンに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月13日、中4週で迎えた15戦目は、漁火特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

6月1日、中2週で迎えた16戦目は、伊自良川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中洸多騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のプラージュプレミアに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、付知峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、プロージットに3/4馬身交わされて2着となった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、7月23日、萌華の誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた20戦目は、乗馬4級合格おめでとう!（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月25日、中0週で迎えた21戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、戸辺幹夫笠松競馬初来場記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月15日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、松岡節の卒寿記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた24戦目は、三和子感激!すみれ一歳誕生日杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のサンマルジョオーを3/4馬身振り切って4勝目をゲットした。

5歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた25戦目は、初茜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた26戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた27戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

3月10日、中1週で迎えた29戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた30戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、カサマツノライトオ笠松有難う杯（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9 C1-2（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた32戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月27日、中0週で迎えた33戦目は、人馬一体全員無事完走願掛け記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた34戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木志音騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木志音騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた38戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。