エンジェルヘイロウ（2014年生、母モーニングラン）
Angel Halo
2014.03.29
エンジェルヘイロウ（2014年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「光芒」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時19歳）と交配したモーニングランが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。主な勝ち鞍は2017年のイロハモミジ特別(一般C22 C31)。
経歴
デビュー前
目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2016年）
12月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
3歳（2017年）
1月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。
4月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。
6月8日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るローグナイトを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。
6月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラペルセウスを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。
7月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、新冠町岩清水渓谷賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したセミプレナにクビ差届かず2着に甘んじた。
8月17日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、リボンハスカップソーダ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキミノタイヨウを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
9月13日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。
9月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、JAにいかっぷ ピーマン特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のチョコマウンテンを3/4馬身振り切って4勝目を挙げた。
10月18日、中2週で迎えた10戦目は、イロハモミジ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリベラをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。