キミノタイヨウ（2014年生、母プレゼンスウーマン）

キミノタイヨウ（2014年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君の太陽」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時11歳）と交配したプレゼンスウーマンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月12日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

6月8日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

6月28日、中2週で迎えた5戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るローグナイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のザッカリーアに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、リボンハスカップソーダ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたエンジェルヘイロウ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオンマテラを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

10月25日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のノーティインパクトに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月8日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグラーティアに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2018年）

4月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた14戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2019年）

5月7日、約11か月半の休養明けで迎えた15戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。