インディアンサマー（1998年生、母ラナンキュラス）

インディアンサマー（1998年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のコノミテイオー（当時7歳）と交配したラナンキュラスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は木稲牧場。戦績は、地方15戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

小林弘幸厩舎（中津）へ入厩。

3歳（2001年）

1月1日、デビュー戦は高山伸一騎手を鞍上に据えて、アラ系一般C（中津ダート1180m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジパングパワーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャインコウイチをクビ差振り切って制した。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井邦夫騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井邦夫騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三井邦夫騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三井邦夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月27日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で三井邦夫騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三井邦夫騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で三井邦夫騎手（8戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨシゼンダンサーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で三井邦夫騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアズマセンプーに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で三井邦夫騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で三井邦夫騎手（11戦3勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で三井邦夫騎手（12戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で三井邦夫騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。