ケーエフウイナー（1997年生、母ケーエフネプチュン）

ケーエフウイナー（1997年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時17歳）と交配したケーエフネプチュンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方35戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

凾館一昭厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

10月7日、デビュー戦は矢内博騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼンノカリタスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3歳（2000年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、エクスホープに交わされて4馬身差の2着となった。

6月27日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサパースジルハーから2馬身差の2着となった。

12月19日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢内博騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のチカラダシンネンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（13戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（14戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（15戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は大友勝利騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢内博騎手（16戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（17戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（18戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた22戦目は、夏祭り特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（19戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（20戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた24戦目は、盆踊り特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（21戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた25戦目は、野火止特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（22戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（23戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたナイキワールド決め手に屈してアタマ差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（24戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中0週で迎えた28戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（25戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で矢内博騎手（26戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で矢内博騎手（27戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で矢内博騎手（28戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で矢内博騎手（29戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月28日、中7週で迎えた33戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で矢内博騎手（30戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で矢内博騎手（31戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で矢内博騎手（32戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。