タイセイスマーティ（2016年生、母ジェノア）

タイセイスマーティ（2016年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋気取り屋」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時11歳）と交配したジェノアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2019年のデイジー賞(B)。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

12月1日、中5週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3歳（2019年）

1月10日、中5週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったグランジャーキットに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルイレブンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったグランジャーキットに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

2月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のデイジー賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴリョウサンに3馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ベルリーフに交わされて約10馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグランジャーキットに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた12戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の将棋を指そう!森信雄一門杯（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽涼特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトーセントルネードに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のめいほう高原特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。