レスールドマカロン（2018年生、母フレンチ）

レスールドマカロン（2018年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「マカロンの姉妹(仏)。マカロンの由来となった修道院の姉妹より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したフレンチが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2023年の松風月特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月10日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2021年）

4月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカネトシバレンシアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月18日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月28日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田望来騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、キクノゼファーに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2022年）

1月6日、中2週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 雪/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、節分草賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた14戦目は、木蓮賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月5日、中3週で迎えた15戦目は、五月雨ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、青玉賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったシークザトゥルースに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた17戦目は、颯爽賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた18戦目は、疾風賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた19戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、烈火賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた20戦目は、豪傑賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したサンダーゼウスにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、斬撃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月15日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、『劇場版転スラ』公開記念杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた23戦目は、双六賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

2月3日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、高麗川特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、レアリゼシチーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた27戦目は、春の夢特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

4月6日、中1週で迎えた28戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、ミリオネア賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた29戦目は、青葉特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで止まることなく走り抜いたが、勝ったミュステーリオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月18日、中2週で迎えた30戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、オプレンシア賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、松風月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のキングバーグを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月19日、中2週で迎えた32戦目は、夏帽子特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた33戦目は、爽秋特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

6歳（2024年）

2月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた34戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた35戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、若葉スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のプレストレガシーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。