キクノゼファー（2015年生、母キクノハヤブサ）

キクノゼファー（2015年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の西風の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時16歳）と交配したキクノハヤブサが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は高村牧場。2021年のサードニクスオープン(一般A1)で3着に入った他、2021年のペリドットオープン(一般A1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月3日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

3歳（2018年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月5日、中8週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のタマモジュニアを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

4歳（2019年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を爆発させて、最後は2着のウインブルースカイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの西日本スポーツ杯（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの北國新聞杯（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井学騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5歳（2020年）

1月31日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマヴァンドームに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、こじし座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のリリーマイスターを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、うお座特別（名古屋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキッズジョリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月7日、中3週で迎えた19戦目は、おひつじ座特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラッキーモンキーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた20戦目は、メバル特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリマゴラッキに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、ポピー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のギガドルマを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月4日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦5勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた23戦目は、パキラ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた24戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったユウチャージに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた25戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、デルマヴァンドームに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、ギンネム特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラマホーホを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で戸部尚実騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた28戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で戸部尚実騎手（12戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、コウヤマキ特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で戸部尚実騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（2021年）

1月3日、中0週で迎えた30戦目は、スイセン特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で戸部尚実騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウォーターリベルテに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月8日、中1週で迎えた32戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイアイテディに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた33戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったメモリーパールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中9週で迎えた34戦目は、ゼラニウム特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキンイロノツバサに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月12日、中1週で迎えた35戦目は、ゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリマゴラッキに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月6日、中3週で迎えた36戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、ペリドットオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた37戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた38戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、苔桃賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた39戦目は、楓賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた40戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレスールドマカロンを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って勝利数を11に伸ばす

7歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた41戦目は、凧揚げ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したモダンライフにクビ差届かず2着に甘んじた。

1月31日、中3週で迎えた42戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、白妙菊賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた43戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた44戦目は、海棠賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月18日、中5週で迎えた45戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、金魚草賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったカルナックに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で迎えた46戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月11日、約4か月の休み明けで迎えた47戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた48戦目は、一般C1七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったレムリアンシードにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中4週で迎えた49戦目は、よみラン☆ジュエルミネーション2022（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた50戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、四扇賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2023年3月16日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

1月31日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。