ケイアイテディ（2015年生、母ベターナウ）

ケイアイテディ（2015年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋やんちゃな（テディ・ボーイより）」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時19歳）と交配したベターナウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は隆栄牧場。2021年のアメジストオープン(一般A1)で2着に入った他、2021年のスプリント特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月23日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2018年）

1月28日、中4週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ナイトスプライトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はクリノロマンと並んで1着同着となった。

8月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月4日、中7週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に敗れた。

4歳（2019年）

1月14日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月3日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3月24日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた12戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

7月5日、中8週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた14戦目は、涼風賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた15戦目は、小野ファームミルクジェラード賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したモダンガールにクビ差届かず2着となった。

8月12日、中0週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、疾走賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた18戦目は、秋日和特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、瞬刻賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

11月19日、中3週で迎えた20戦目は、疾風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のサンモントレーをハナ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた22戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、開設9周年記念ジョイホース横浜賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクレイジービクトリに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2020年）

1月7日、中2週で迎えた23戦目は、房総スプリント（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた24戦目は、東急プラザ渋谷開業記念（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月10日、中0週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のフェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた26戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、菫特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月6日、中8週で迎えた27戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のボナリーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月26日、中2週で迎えた28戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ふたご座特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた29戦目は、オドリコソウ賞（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユウストレートに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月23日、中1週で迎えた30戦目は、かに座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイガーアチーヴに2馬身半の差をつけて制した。

7月7日、中1週で迎えた31戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディープミタカに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月5日、中3週で迎えた32戦目は、タチウオ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月18日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、イロハモミジ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、オルオルに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた34戦目は、冬霞賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月23日、中2週で迎えた35戦目は、かぼちゃ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のホリデーモードに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

6歳（2021年）

1月2日、中0週で迎えた36戦目は、トラフグ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

1月7日、連闘で迎えた37戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、新春特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた38戦目は、ホウボウ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルドゥマンをクビ差振り切って8勝目を収める

2月26日、中3週で迎えた39戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（10戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、メイソンジュニアに半馬身交わされて2着となった。

3月12日、中1週で迎えた40戦目は、里桜特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（11戦6勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、キーグラウンドに交わされて3馬身差の2着となった。

4月8日、中3週で迎えた41戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（12戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキクノゼファーに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月3日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（13戦7勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた43戦目は、すずらん特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（14戦7勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったドリームスイーブルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月29日、中5週で迎えた44戦目は、地方重賞の日本海スプリント（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（15戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた45戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスティンライクビーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた46戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた47戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

デビュー前

千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。

12月5日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての1番ゲートからスタート。競走除外となった。

7歳（2022年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、閃光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったシンジダイにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた49戦目は、早春スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったアンクレットハートを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月1日、中1週で迎えた50戦目は、抜山蓋世賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた51戦目は、春和特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた52戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月15日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた53戦目は、アメトリンダッシュ（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月19日、中4週で迎えた54戦目は、北条五代PR賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた55戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた56戦目は、風林火山賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

8月1日、中3週で迎えた57戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた58戦目は、やまなみ五湖「宮ケ瀬湖」「奥相模湖」賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月15日、中2週で迎えた59戦目は、山紫水明賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

9月28日、中1週で迎えた60戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、アクルクスダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた61戦目は、才華爛発賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた62戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、猪突猛進賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた63戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ジルコン賞（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8歳（2023年）

1月7日、中2週で迎えた64戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、門松賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアルティマソウルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた65戦目は、サイネリア特別（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のタガノルーキーをハナ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

2月5日、中1週で迎えた66戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた67戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた68戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた69戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた70戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた71戦目は、シバザクラ賞（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた72戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた73戦目は、アザレア賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた74戦目は、ムーンストーン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた75戦目は、アレキサンドライト賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。