リュウノクララ（2018年生、母フォルテシモ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、エクワインレーシングから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、蓑島竜一によって440万円で落札された。

2歳（2020年）

9月20日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、6着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。17頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

12月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2021年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で横山和生騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

7月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ホウオウジュレップにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

2021年8月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、オパール賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月16日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のユウキャンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大柿一真騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ヒシハルクに交わされて1馬身差の2着となった。

3月2日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 C3（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大柿一真騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミッドホエールに1馬身の差をつけて制した。

3月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大柿一真騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオリヴィアンに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。