ベルモントエルフ（2004年生、母アンファング）

ベルモントエルフ（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ゲルマン神話の小妖精」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時17歳）と交配したアンファングが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月30日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2007年）

8月4日、約10か月半の休み明けで迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

10月23日、中4週で迎えた4戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

11月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペンズキングオーを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4歳（2008年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中力騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月14日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-15 16 17（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月28日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2九十11（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた14戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた19戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、トワイライト・ジュピター賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（11戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた24戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（12戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（13戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5歳（2009年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C3八九（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた27戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（15戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（16戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（17戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた31戦目は、一般C3八九十（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（18戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（19戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。