デルマアズラエル（2019年生、母マインツ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会浅沼廣幸によって1,100万円で落札された。

2歳（2021年）

7月15日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。馬体重は493kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドライバーに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

11月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ラブリーホライズンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

3歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月25日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の白百合特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたコスモファルネーゼ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月28日、中2週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ニュートラック福島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のポッドアワーズをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、鐙坂賞（大井ダート1650m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったリコーリュウセイに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中4週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月1日、中6週で迎えた12戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’22スターバーストカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ドリームナイト賞（大井ダート1650m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のモリデンワールドをハナ差振り切って3勝目を挙げた。

12月20日、中4週で迎えた14戦目は、3歳オープンの三里塚記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2023年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、エイプリル賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた16戦目は、アルデバラン賞（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた17戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン賞（大井ダート1650m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた19戦目は、内濠賞（大井ダート1650m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、大磯まつり2023（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、リゲル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた22戦目は、ドリームナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月8日、中2週で迎えた23戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、スマイルシティ・品川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた24戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

5歳（2024年）

4月24日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、春風賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。