セルフポートレイト（2004年生、母アップルケーキ）

セルフポートレイト（2004年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「自画像」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時9歳）と交配したアップルケーキが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2008年の一般C1五。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月10日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月7日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月6日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月13日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、一般C3九十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、一般C3九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシーズンインザサンを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はトライマイクインと並んで3着同着となった。

11月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンシコムに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3六（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクライムライトを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2008年）

1月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C3五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月13日、連闘で馬体重を前走から21kg絞って迎えた11戦目は、一般C3三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモスパングルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

6月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエーシンスローインに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1八（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクイックフローを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクードゥフードルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアセイレンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた25戦目は、奥州ころもがわ祭りレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパラダイスオピウムを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒカルダイチを3/4馬身振り切って3勝目を収める

8月31日、中1週で迎えた27戦目は、震災復興・平泉応援レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた28戦目は、久慈秋まつりレース（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた29戦目は、メイセイオペラメモリアル（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた30戦目は、安家渓谷レース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（17戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた32戦目は、一般B2十三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（18戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2十四（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（19戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた37戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた39戦目は、鞍掛山レース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた40戦目は、ナンブトラノオレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（20戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。