キープユアセルフ（1994年生、母ローズシンフォニー）

キープユアセルフ（1994年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時17歳）と交配したローズシンフォニーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、地方26戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3六七。

経歴

デビュー前

渋谷信隆厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

8月1日、デビュー戦は鈴木千予騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

2月9日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木千予騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた4戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマツノチドリを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木千予騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバレッドから1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ツガルシャイニーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3八ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤノダイユウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミラクルブライトに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木千予騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2七（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマナミュージックから3/4馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1999年）

1月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマルマツウインを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月8日、中6週で迎えた18戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴールデンラインを3/4馬身振り切って優勝

11月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた21戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた23戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、’99船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

6歳（2000年）

1月21日、中2週で迎えた24戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

2月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C3二三（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファイナルスターに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月10日、中2週で迎えた26戦目は、春風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。