マルマツウイン（1994年生、母ホークミドリ）

マルマツウイン（1994年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時11歳）と交配したホークミドリが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、地方43戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の目黒区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

及川六郎厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

8月4日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイクスーダンに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の錦秋特別 1組（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の若武者特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1998年）

10月22日、約23か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパワーイーグルをクビ差振り切って久々の一戦をモノにした。

11月27日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2七（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマキバステップを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1999年）

1月28日、中5週で迎えた10戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキープユアセルフに3/4馬身届かず2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤隆騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したノムラインデラを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月29日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3三ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤隆騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤隆騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のルーミナスをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤隆騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したハニーハーブを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤隆騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミシシッピメリーから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤隆騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤隆騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で佐藤隆騎手（17戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノパトラをクビ差制して4勝目をつかんだ。

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、山茶花特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で佐藤隆騎手（18戦4勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐藤隆騎手（19戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた21戦目は、習志野特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で佐藤隆騎手（20戦4勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6歳（2000年）

1月21日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた22戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったキクノイチモンジに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月17日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（21戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（22戦4勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

5月11日、中8週で迎えた25戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタケミサンライズを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月21日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るベイオブパールを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

6月19日、中3週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた28戦目は、海風特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月20日、中0週で迎えた29戦目は、板橋区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた30戦目は、オーガスト特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月13日、中8週で迎えた31戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた32戦目は、墨田区特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた33戦目は、目黒区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のセントエールに1馬身の差をつけて6勝目を収める

12月8日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7歳（2001年）

1月14日、中4週で迎えた35戦目は、蒲田特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（8戦2勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた36戦目は、本田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月20日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、草笛特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（9戦2勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、さざなみ特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた39戦目は、南風特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（11戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（12戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（13戦2勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた42戦目は、晩夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は本田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。