ビッグアビリティ（1998年生、母ブゼンロイヤル）

経歴

デビュー前

2歳（2000年）

12月28日、デビュー戦は本村直樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のオルトムーンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

2月16日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

3月25日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったニューヒーローにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったイエローキングを半馬身捉え切れず2着となった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のカトレア特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイクアップレディを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を収める

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、グッドラック特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三四（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トーシントップにクビ差交わされて2着となった。

3月20日、連闘で迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、荻窪特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた18戦目は、うしかい座特別（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

8月20日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、こうま座特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五（大井ダート1190m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月2日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

11月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（10戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、アイーダホーン特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（12戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（13戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1六七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（14戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた30戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（15戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月9日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（16戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（17戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（18戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三イ（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月5日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた38戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。