ヴァーテックス（1997年生、母グリーフェアリー）

経歴

デビュー前

倉内賢厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るイブキキングマンボを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2000年）

3月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサニーエーデルに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

4月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミラーズライトを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦3勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたテツサンディー決め手に屈してクビ差の2着となった。

4歳（2001年）

12月12日、約17か月半の休養明けで迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、伸びてきたトウショウマーベル決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（7戦3勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のニシノアバランチをアタマ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

2月13日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（9戦4勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた12戦目は、荻窪特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサニーソーサを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、レグルス賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（11戦5勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、北斗七星賞（大井ダート1690m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（12戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったスピードミリオンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で迎えた15戦目は、オメガ賞（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（13戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のデリバーザグッドをクビ差振り切って6勝目を手にした。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（14戦6勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた17戦目は、パール賞（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（15戦6勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた18戦目は、アンタレス賞（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（16戦6勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた19戦目は、アルテミス賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で澤佳宏騎手（17戦6勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6歳（2003年）

3月4日、約7か月半の休養明けで迎えた20戦目は、望春賞（大井ダート1190m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で澤佳宏騎手（18戦6勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1790m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で澤佳宏騎手（19戦6勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた22戦目は、デネボラ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で澤佳宏騎手（20戦6勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月12日、中2週で迎えた23戦目は、薫風賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で澤佳宏騎手（21戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で澤佳宏騎手（22戦6勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で澤佳宏騎手（23戦6勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2五（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で澤佳宏騎手（24戦6勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

7月5日、中0週で迎えた27戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、夏霧賞（大井ダート1690m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた28戦目は、パームツリー賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（25戦6勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた29戦目は、潮風賞（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（26戦6勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月24日、中0週で迎えた30戦目は、アルファード賞（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（27戦6勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の勝田特別（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（28戦6勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のアルゲニブ賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（29戦6勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたバンダムジョリー決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月8日、中9週で迎えた33戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアクアライン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7歳（2004年）

1月16日、中5週で迎えた34戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8歳（2005年）

1月12日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の松竹梅特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。