ゴールドミント（2006年生、母コンドルショット）

ゴールドミント（2006年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「黄金色のハーブ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時11歳）と交配したコンドルショットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方13戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒサイファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永村侑によって693万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

7月27日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月4日、中9週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月13日、中9週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

3歳（2009年）

2月22日、中9週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

4月19日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月27日、中9週で迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したヨシインゾーンに半馬身届かず2着となった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月11日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、静内白鳥広場特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず12着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた11戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたシルクブレイカー決め手に屈してハナ差の2着となった。

2月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、バイラドラボニータに半馬身交わされて2着となった。

3月22日、中2週で迎えた17戦目は、笠野励杯!!（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、マーブルカーリーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジャングルゼットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、メモリーデージーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。