セントポーカル（1984年生、母ポーカルシロー）

セントポーカル（1984年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイコーター（当時22歳）と交配したポーカルシローが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方15戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の冬至特別(C2)。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月20日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

11月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3歳（1987年）

1月11日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月19日、中7週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月25日、中9週で迎えた11戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1988年）

4月8日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた12戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサツキヤキンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラツクシヨウデンから半馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモリカウアイに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のパーソナルポエムをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

7月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋文雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた18戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトライトに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後はキタノプレスと並んで1着同着となった。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノプレスをクビ差制して制した。

10月29日、中3週で迎えた21戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリキローズに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月17日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコンランナーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月23日、中4週で迎えた23戦目は、冬至特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノズイシヨーをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

5歳（1989年）

7月7日、約6か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサハリンジヤジヤに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月14日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスカツユキから2馬身差の2着に敗北した。