リベラルグリン（1994年生、母ワールドミカサ）

リベラルグリン（1994年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリンモリー（当時9歳）と交配したワールドミカサが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）光彩ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦4勝2着7回。1998年の新潟騎手招待(一般C2以下)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は斉藤誠騎手を鞍上に据えて、馬体重は437kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウイメージに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1997年）

2月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツカサボタンから1馬身差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた3戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカノオーから半馬身差の2着に敗北した。

2月27日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦のフェブラリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったティーケークインから3馬身差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカノオーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

5月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のダービートライアル薫風特別（足利ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネシンシャルードから1馬身差の2着となった。

6月22日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の高崎ダービー（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月8日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のペルセウス特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤誠騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤誠騎手（7戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤誠騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤誠騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤誠騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲートウエーホープからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1998年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、やまどり特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤誠騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、新潟騎手招待（高崎ダート1900m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリースワローズに3馬身の差をつけて制した。

2月10日、中2週で迎えた19戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイピートから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で迎えた21戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月23日、中0週で迎えた22戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月27日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エアーキーマンに半馬身交わされて2着となった。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンコウキングダムを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って優勝

7月5日、中1週で迎えた27戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた28戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（1999年）

4月12日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた29戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた32戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。