ノーサイド（2020年生、母パンパードサマー）

ノーサイド（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデッツァ（当時11歳）と交配したパンパードサマーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原フアーム。2022年の北海道とともに、世界へ特別で2着に入った他、2022年の知床賞(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

4月21日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マサノチャンスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネロブルグに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月11日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の知床賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

10月26日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンの北海道とともに、世界へ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったクラティアラに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのシトリン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の千両スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のバシュラマックを半馬身振り切って2勝目を奪取した。

3歳（2023年）

7月23日、約7か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ラブリーハッチに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2024年）

3月17日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月16日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた15戦目は、サマーフェス2024賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬×楽天モバイル賞（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた20戦目は、ペルセウス賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、テルテに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた21戦目は、続石賞（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のメイザーキックを半馬身振り切って久しぶりに白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。