オギサラマンダー（1987年生、母カムイアラナス）

オギサラマンダー（1987年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイコマンダー（当時6歳）と交配したカムイアラナスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の一般D2ニ。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

6月24日、デビュー戦は菅野昭夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅野昭夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月16日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4歳（1991年）

5月6日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンダンディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプリニスクインに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のガブリエルに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツェルマットに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジヨウルーラに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカリズミーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（4戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた12戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。