フジノヤジャ（1995年生、母ラビアンカトー）

経歴

デビュー前

3歳（1998年）

5月17日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は516kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したロマンスラピートにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月24日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バトルウィンゲートにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアローペガサスを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたタキノハヤカゼ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中4週で迎えた5戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコーネルダイハードを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

4歳（1999年）

6月6日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエキスポキングに2馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

5歳（2000年）

3月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、杉並区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

4月10日、中2週で迎えた8戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヤギリライトをクビ差振り切って4勝目を収める

5月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサピックスクイーンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月7日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。