キングケニー（1987年生、母ヨシゲツヒカリ）

キングケニー（1987年5月28日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時12歳）と交配したヨシゲツヒカリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、地方32戦15勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の紫桐杯。

経歴

デビュー前

鈴木誠厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1989年）

10月15日、デビュー戦は白坂芳文騎手を鞍上に据えて、馬体重は490kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーイングヒーローに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中3週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のステラスイセイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の師走特別イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂芳文騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウオンチユセイジヤから半馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で白坂芳文騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルバードライジンからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（1990年）

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のスーパーライト記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白坂芳文騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルバードライジンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月19日、中9週で迎えた6戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白坂芳文騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーアンナに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の中京スポ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で白坂芳文騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターガロンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月20日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で白坂芳文騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリユオーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般C3イ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で白坂芳文騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のイーストムサシに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で白坂芳文騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフインダツシユに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のクラトウザイに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月5日、中3週で迎えた12戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、TV岩手杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウブラッキーに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6月16日、中3週で迎えた14戦目は、金蹄賞（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた15戦目は、アラブスプリントカップ（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた17戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノハリケーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月31日、中3週で迎えた18戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウエルシドに3馬身の差をつけて制した。

5歳（1992年）

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、IBC杯（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフクタカスカレーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月3日、中3週で迎えた20戦目は、TV岩手杯（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシバノアマゾネスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月13日、中5週で迎えた22戦目は、せきれい賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月9日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた24戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオイアンジヨから半馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた25戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフクタカスカレーに1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

6歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた26戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（13戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、IBC杯（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた28戦目は、佐々木陸男騎手を鞍上に迎えて、金蹄賞（水沢ダート2000m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（14戦7勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた30戦目は、東北アラブチャンピオン（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（15戦7勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（16戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた32戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。