プライドソルジャー（1996年生、母ドーター）

プライドソルジャー（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時6歳）と交配したドーターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地33戦3勝2着5回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

8月15日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3歳（1999年）

1月6日、中8週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したビワショウリキを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

1月16日、中0週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったゼンノホーインボーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングダムシチーを上がり4位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で石橋守騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

7月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で石橋守騎手（8戦1勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で石橋守騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で石橋守騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石橋守騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で石橋守騎手（12戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で石橋守騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた17戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったボールドリーダーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

7月1日、約7か月半の休養明けで迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（14戦1勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（15戦1勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（16戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（17戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のイサミオテンバを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（18戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、2着となった。

9月17日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（19戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキコウシに1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

10月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の西脇特別（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（20戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石橋守騎手（21戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石橋守騎手（22戦3勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミラクルオペラにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石橋守騎手（23戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5歳（2001年）

6月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の天白川特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（24戦3勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の天草特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（25戦3勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6歳（2002年）

7月8日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた34戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた35戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた36戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた37戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。