シャダイハマナス（1982年生、母ハマナスⅡ）

シャダイハマナス（1982年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時11歳）と交配したハマナスⅡが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地20戦6勝2着5回。1987年の巴賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月1日、16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブフランスから1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月16日、11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2歳（1985年）

1月15日、15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカチウマルビーから半馬身差の2着に敗北した。

2月9日、11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマリーテイスティに約12馬身の大差をつけて勝利を挙げた。

4月21日、16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のシャダイゴーグルに1馬身3/4の差をつけて勝利を手にした。

5月19日、28頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサスケールから5馬身差の2着となった。

11月3日、20頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月15日、10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（1986年）

1月6日、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月23日、牝馬限定のハンデG3の中山牝馬ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月6日、牝馬限定の4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったリンネスプレンティにねじ伏せられて1馬身3/4差の1着トップでゴールインした。

5歳（1987年）

1月17日、牝馬限定の5歳以上900万下の新春牝馬特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアニメシローに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月14日、牝馬限定の5歳以上1400万下のバレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリュウマイテーに4馬身の差をつけて勝利を手にした。

3月1日、牝馬限定のハンデG3の中山牝馬ステークス（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3月14日、牝馬限定の5歳以上1400万下の内外タイムス杯（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアハートを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月19日、5歳以上1400万下の春風賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田富男騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイアンシローをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月14日、札幌日経賞（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田富男騎手。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月5日、ハンデG3の札幌記念（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安田富男騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月9日、巴賞（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で安田富男騎手。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルベットグローブを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。