ゴールドブレード（2014年生、母ルーベラ）

ゴールドブレード（2014年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したルーベラが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我博。2018年の東海クラウン(一般A1 B以上)で2着に入った他、2017年の駿蹄賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2016年）

7月28日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は489kg。4頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカサマツブライトを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月9日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたハリアー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのチャレンジ（2）（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の足立浩二君結婚おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったルビージェニファーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、シビップに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のビットエポナを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2017年）

1月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若松特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた11戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスイートピー特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水仙特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のおぼろ月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェリーシャクナゲを異次元の末脚で半馬身差し切って2勝目を挙げた。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の中京ペガスターカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月14日、中5週で迎えた17戦目は、3歳戦のあじさい特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るチェリーシャクナゲを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったライスエイトに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の花オクラ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（8戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドゴーゴーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（9戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のパスファインダーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月13日、中5週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた22戦目は、いちょう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（11戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカガノカリスマを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

11月20日、中1週で迎えた23戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原幹生騎手（12戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバークレアヴィガを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

12月26日、中2週で迎えた25戦目は、ひいらぎ特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナオアンドユリに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

4歳（2018年）

1月26日、中3週で迎えた26戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（8戦4勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月5日、中0週で迎えた27戦目は、春菊賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のイナズマアリオーンを半馬身振り切って9勝目を獲得した。

4月5日、中7週で迎えた28戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（13戦4勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったハードルソングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、すみれ特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

5月30日、中4週で迎えた30戦目は、初夏特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウェーブキングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた31戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月11日、中3週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた32戦目は、一般A4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月3日、中2週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた33戦目は、夏祭り特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（10戦5勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり4着に敗れた。

9月6日、中4週で馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた34戦目は、コスモス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（11戦5勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた35戦目は、爽秋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（12戦5勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた36戦目は、三番叟特別（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（13戦5勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。