ゴーゴーレインボー（2018年生、母ケージーレインボー）

ゴーゴーレインボー（2018年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ゴーゴー+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時15歳）と交配したケージーレインボーが17歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は岩見牧場。主な勝ち鞍は2022年の一社）東京馬主協会来場記念(一般C1)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月2日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に敗れた。

11月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2021年）

3月27日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた6戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月22日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた10戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、コパノピエールにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、ありがとにゃんし特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-20（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 19（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、バイエニーチャンスにクビ差交わされて2着となった。

1月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（11戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、祝レオス誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（13戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月23日、中4週で迎えた25戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ネモフィラ賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアスマスティーブ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、ダンデライオン賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、一社）東京馬主協会来場記念（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフェイトリッパーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

デビュー前

三野宮通厩舎（岩手）へ入厩。

7月17日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、区界高原賞（盛岡芝1700m 小雨/重）に出走。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月9日、中4週で迎えた29戦目は、一般B2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた30戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、マリーゴールド賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るキーポジションを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったツクバマサカドにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた32戦目は、オクトーバーカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた33戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた34戦目は、JBC盛岡・門別いよいよ開幕（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月14日、中1週で迎えた35戦目は、アクアマリン賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。