ドーンライト（1998年生、母ダイヤムサシ）

ドーンライト（1998年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のブルバードライジン（当時11歳）と交配したダイヤムサシが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は服部一夫。戦績は、地方21戦4勝2着4回。2001年の弥生賞(アラ系3歳)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

河津徳幸厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

10月20日、デビュー戦は権藤学騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は455kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキングスカレー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴウカイリンボに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、中3週で迎えた5戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシュウユウボーイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンの弥生賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユメノクンショウに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（6戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（8戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーサカスズメを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスタルライジンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

7月7日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は権藤学騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた16戦目は、3歳オープンのサマーカップ（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッキーテイオーに1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイハンターを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（15戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（16戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月2日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた21戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（17戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。