メイショウオオウミ（2015年生、母アドマイヤベリー）

メイショウオオウミ（2015年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大海」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時18歳）と交配したアドマイヤベリーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C1-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって702万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

6月17日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったナナルテアに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテルプシコレに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったケイティーズソレルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったシルヴァーヌスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2019年）

1月3日、中3週で迎えた12戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したフォレルスケットを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

1月13日、中0週で迎えた13戦目は、餅花賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったグローリーキングに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフリージアスターをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライオンクイーンを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って優勝

4月6日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したサムライレジェンドにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスターフォースをクビ差振り切って制した。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、立夏賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシゲルキツネダイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したシラーグランツを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレッドラスターをハナ差振り切って4勝目をゲットした。

6月22日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦4勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。