コスモマタン（2009年生、母トラックマグナ）

コスモマタン（2009年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋朝（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時10歳）と交配したトラックマグナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は田上光征。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦3勝。主な勝ち鞍は2012年の馬友会競馬サークル杯。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田上光征から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって441万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月9日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月23日、中7週で迎えた3戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の馬友会競馬サークル杯（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカンファーマリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の今夜さしこがまさかの...記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート800m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月4日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦の名古屋オーナーズホース杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（11戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（12戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルバーライニングに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2013年）

1月7日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（14戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイバーチューに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。