ポレイア（2009年生、母リベラノ）

ポレイア（2009年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「旅（ギリシャ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したリベラノが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は安原実。戦績は、中央平地13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月20日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエアハリファに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2012年）

3月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月1日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったエディンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月14日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2014年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

1月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシンワウォッカに1馬身1/4の差をつけて順当に勝利した。

5月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の花背特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。