ダイタクルーキー（2002年生、母ダイタクレイメイ）

ダイタクルーキー（2002年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイタクサージャン（当時10歳）と交配したダイタクレイメイが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般B3。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月17日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた4戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。

11月28日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハタノアージに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月24日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタニオブフェローを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月17日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマタマタモトヒメに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（13戦3勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、リヴェール（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコスモシュプールを半馬身振り切って優勝

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、銀嶺特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（15戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、夏油特別（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（16戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（17戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモシュプールを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

1月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（18戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。