トウショウトレロ（2008年生、母ポラリストウショウ）

トウショウトレロ（2008年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋闘牛士（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したポラリストウショウが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2八。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月8日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月23日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったシャイニーキセキに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の岩洞湖まつりレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコスモブルーローズに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホッコーレインボーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（8戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグマナフィーに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホッコーレインボーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスマイルカナチャンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブライティアコートを鬼脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。