クイーンシルビア（2018年生、母フヨウ）
Queen Silvia
2018.04.14
クイーンシルビア（2018年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時15歳）と交配したフヨウが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市川フアーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2九。
経歴
デビュー前
小西一男厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
10月3日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。
3歳（2021年）
2月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。
4月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
7月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
8月28日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。
11月7日、中9週で迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。
12月5日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンダイヤに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
デビュー前
佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。
デビュー前
佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。
4歳（2022年）
3月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
3月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
4月11日、中1週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた15戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマサクニに2馬身半の差をつけて優勝
4月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヤマニンフォルツァに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
5月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。
5月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドンドハレに1馬身3/4の差をつけて3勝目を獲得した。
5月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
6月7日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦3勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のクラファインに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。
6月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた22戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた23戦目は、区界高原賞（盛岡芝1700m 小雨/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマイディアライフに1馬身1/4の差をつけて5勝目を奪取した。
8月2日、中1週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサンミラーを3/4馬身振り切って6勝目をゲットした。
8月21日、中2週で迎えた25戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
9月12日、中2週で迎えた26戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、桂樹杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。
10月4日、中2週で迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、スイートアリッサム賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。
10月23日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定M3のヴィーナススプリント（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。
5歳（2023年）
1月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
2月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。
3月15日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
4月26日、中5週で迎えた32戦目は、さいたま市発祥のさつまいも 紅赤賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。
5月2日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。